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アメリカ合衆国大使館気付
アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュ様

イラク・ファルージャへの軍事攻撃に抗議します

 あなたが米大統領に再選された直後に開始したイラク・ファルージャへの全面的軍事攻撃は、国際法に違反し、イラクの一般市民への無差別の大量虐殺であり、まぎれもない戦争犯罪です。2003年3月の戦争開始以来、すでに10万人にのぼるイラクの人々が殺されています。

 イラクへの軍事占領が続けば続くほど、一般市民のアメリカへの不信と憎悪は高まるばかりです。イラクの平和と復興は、軍事占領や一方的軍事作戦が続くかぎり、現実のものにはなりません。

 アナン国連事務総長は、あなたに書簡を送り、ファルージャへの攻撃をやめるよう警告しました。世界中の多くの人々も、怒りと悲しみを表しています。アメリカ国内でも多くの人々が反対しています。日本でも、過半数の世論はこの戦争に反対し、自衛隊の撤退を求めています。

 このような攻撃は、決して平和への解決策ではありません。

 真の平和を求める私たちの願いは、米軍がただちにファルージャでの軍事作戦を中止し、イラクから軍隊を撤退させることです。そのことこそイラクの「平和と復興」を実現する一番の近道です。

 米軍のイラク・ファルージャへの総攻撃に強く抗議し、直ちに撤退することを要請します。

2004年11月16日

                        埼玉アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
理事長    小笠原政之


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