緊急メッセージ

埼玉アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会は第二回理事会において、
下記の要請決議を関係機関に送付しました。



イラクで拘束された3人の民間人を救出するための要請決議


 8日、イラク国内でイラク人のための人道支援や報道に携わっている、日本の民間人3人が拘束されるという、重大な事件が起こりました。そして、犯人グループから「3日以内に自衛隊が撤退しなければ3人を殺害する」という、メッセージが発せられました。

 私たちは、このような卑劣な行為を絶対に許せないと同時に、3人はイラク人に敵対する人々ではないというメッセージをイラクの人々に届け、3人の生命を救うために直ちに日本政府が自衛隊を撤退させることを要求します。

 今やイラクでは全土で占領軍とイラクの人々との間で戦闘が拡大し、自衛隊を「戦闘地域には派遣しない」という大義もなくなり、「人道支援」どころか宿営地に立てこもるしか動きがとれない状態になっています。

 このような状態を放置して、無為に過ごせば3人の民間人が犠牲になる恐れがあり、さらに、多くの民間人や自衛隊員からも犠牲者がでる恐れが広がります。

 このような事態を打開するために、以下のことを要求します。

一、日本の民間人3人を救出するため全力をあげること。

二、日本政府は直ちに自衛隊の撤退をすること。

 2004年4月10日

          埼玉アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会第2回理事会

 

内閣総理大臣 小泉純一郎 様

 

防衛庁長官  石波 茂 様

 外務大臣  川口順子 様


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