10月20日、埼玉AALA連帯員会は第26回定期総を開き、約40人の会員が参加しました。
この1年間の豊かな活動を総括して、活動方針を決定し、運動の先頭にたつ役員を選出し
ました。原発再稼働、TPP参加交渉、消費税増税、オスプレイ強行配備など、暴走を続け
る野田内閣への一連の抗議行動、大阪維新の会による教育と民主主義、地方自治破壊の
暴挙を糾弾する数度の抗議文の送付、「原発再稼働反対アピール」発表など、諸活動が県
内外の民主勢力を励まし、運動の高揚に寄与したことを確認しました。組織の拡大では
1年間に40名近くの会員を増やしたものの、一定数の退会者もあり、増勢がわずかであるこ
とを率直に見つめました。総会は2015年の埼玉AALA結成40周年を3年後に控えた今、会員
を大いに増やす取組の強化を決議しました。
総会記念講演では、9月下旬にベネズエラを現地調査した日本AALA常任理事の新藤通弘
さんが「ラテンアメリカをどう見るか―自主的潮流が強まるラテンアメリカ」のテーマ
で報告しました。ラテンアメリカとはから始まり、アメリカの「裏庭」と言われた各国が
第2次大戦後から新自由主義を押し付けるアメリカからの自立を求めて闘ってきたこと、
南米諸国家共同体など自主的な統合を目指していること、また、チャベス大統領の4選実
現も詳述しました。
懇親会には20人が参加し、和やかに全員合唱もして、連帯委員会の拡大と強化を実現し
ようと意志を固めあいました。
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